トップメッセージ・企業理念
Corporate philosophy

明治30年（西暦1897年）、紀伊田辺の山合の秋津野と呼ばれる農村地で、一人の若者が商売を始めました。若者の名は中田源次郎。下秋津村の農家の次男で、周辺の農家や地域の人々に役立つことを志して中田商店を起業しました。
中田商店の商いは農家が生産する米の精米をはじめ、梅や蜜柑を仕入れて市場に卸し、農業資材や肥料を仕入れて農家に販売する仕事でした。
中田食品株式会社は、創業者中田源次郎の志を創業の精神として、梅の大産地、南紀田辺で地域伝承の紀州梅を素材に、減塩調味梅干を開発し、更に梅酒や梅加工食品の製品開発にも取組み、お客様の嗜好と食生活へのニーズに対応しながら梅の美味しさをお届けしてまいりました。
今後も社会の要求である食品安全マネジメントシステムの国際認証規格を導入した安全・安心の物づくりと、新たな技術で梅が持つ可能性を引き出す新製品開発でお客様のニーズにお応えしてまいります。
中田食品は地域の生産者と共に歩み、梅産地と地域社会の発展に貢献すると言う創業の精神を忘れず、創業から125年の時を超えて、次の時代も変わることなく「日本の味・心の味」を守り伝えてまいります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役社長　中田 吉昭